教皇「具体的な歴史の中にキリストの美しさを求めに行く」
教皇フランシスコは、7月15日、6つの修道会の総会参加者とお会いになった。
この朝、バチカン宫殿には、総会を开催中の「最も小さき者の会(通称:ミニム会、略称:翱.惭.)」「小さき圣职者修道会(カラッチョロ会、颁.搁.惭.)」「圣ヴィアトール修道会(颁.厂.痴.)」「圣アントニオ?マリア?クラレ宣教女会(惭.颁.)」「圣心の赎罪修道女会(搁.厂.颁.)」「神の爱の圣アウグスチノ修道女会(滨.顿.础.)」の関係者が集った。
教皇は、创立者の霊性や活动内容も异なる6つの修道会の代表者らを前に、その多様性は、共通善のために圣霊から受けたそれぞれ特有の赐物を活かし合う「教会の神秘の生きたイメージ」であると语られた。
教会の教父たちが言うように、奉献生活者の霊的歩みとは「神の美しさに対する爱」である、と教皇は语り、一つひとつの修道会の歴史は神の美しさの歴史であり、そこからは恵みあふれる神の御颜が浮かび上がってくる、と话された。
そして、わたしたちはその神の美しさを、何よりも福音书のイエスの中に见る、と述べた教皇は、御父との亲密さのうちに祈るイエスの手、いつくしみあふれるその御心、非道や不正义を前にした时の燃える眼差し、辺境にも向かう、その长い歩みで硬くなった足などを観想するように招いた。
皆さんの会の创立者たちは、圣霊の促しによってこうした神の美しさを受け取り、様々な方法でそれぞれの时代の要求のもと、それに応えることを知った人たちである、と教皇は指摘。
それぞれの総会において、创立者たちの証しを集め、今度は皆さんが彼らのように、具体的な歴史の襞(ひだ)の中にキリストの美しさを求め、またその种を蒔きに行くように、と励まされた。
また、教皇は、创立者たちの、神の爱に锻えられ本质以外の余计なものを捨てた「単纯さ」、キリストの爱以外のすべてを脱ぎ捨てた「贫しさ」に倣うよう招かれた。
教皇は各修道会の世界の様々な场所における教会への奉仕に感谢され、信仰と寛大さのうちにその活动を続けるよう、関係者らを勇気づけられた。